ようこそ、「月灯りの休憩所」へ。管理人のDreamSoulです。
「寝る前にコーヒーを飲むと眠れない」とよく言われますよね。
けれど、カフェインは時間や量、摂り方次第で味方にもなるもの。
上手に付き合えば、日中の集中力を高めつつ、夜の睡眠を妨げない習慣を作れます。
今回は、睡眠に影響するカフェインの特徴と、
夜に後悔しないための3つの注意点をやさしく解説します。
カフェインが睡眠に影響する理由
カフェインは、脳内の「アデノシン受容体」をブロックすることで眠気を感じにくくします。
アデノシンは「眠りなさい」という信号を出す物質。
それを邪魔してしまうため、カフェインを摂ると一時的に眠気が消えるのです。
ただし、その効果は個人差はあるものの、摂取後3〜7時間ほど持続します。
つまり、夕方や夜にカフェインを摂ると、
就寝時まで作用が残ってしまい、寝つきにくくなったり、眠りが浅くなったりするのです。
注意点①:摂取は「就寝6時間前まで」が目安
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カフェインの影響時間は人によって異なりますが、
一般的には「寝る6時間前までにカフェインを摂り終える」のが理想です。
たとえば夜23時に寝るなら、17時以降は控えるのが安心。
夕方以降にどうしても飲みたいときは、
- デカフェ(カフェインレス)コーヒー
- ハーブティー(ルイボス・カモミールなど)
といった選択肢に変えてみましょう。
カフェインを完全に断つのではなく、タイミングを工夫するのがポイントです。
📖 参考文献:Drake et al., 2013(Journal of Clinical Sleep Medicine)
— 寝る6時間前のカフェイン摂取でも睡眠時間が短くなることを報告。
注意点②:コーヒー以外のカフェインにも注意
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カフェインはコーヒーだけでなく、以下のような飲み物・食品にも含まれています。
| 種類 | 含有量(目安) | 備考 |
|---|---|---|
| インスタントコーヒー(1杯) | 約60〜80mg | 種類によって差あり |
| 緑茶(1杯) | 約20〜40mg | 玉露は約120mg |
| 紅茶(1杯) | 約30〜50mg | 蒸らし時間で変動 |
| チョコレート(板1枚) | 約30mg | カカオ含有量に比例 |
| エナジードリンク(1本) | 約80〜150mg | 製品により幅広い |
つい「コーヒーを控えたから大丈夫」と思いがちですが、
お菓子やお茶にもカフェインが含まれているため注意が必要です。
とくに夜のリラックスタイムにチョコ+紅茶という組み合わせは、
意外とカフェイン量が多く、眠りを浅くしてしまうことがあります。
注意点③:カフェインの「個人差」を知っておく
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カフェインの代謝速度は、遺伝や体質、生活習慣によって大きく異なります。
ある研究では、同じ量を摂取しても、代謝が遅い人は眠りへの影響が強く出やすいと報告されています。
📖 参考文献:Rogers et al., 2010(Sleep Journal)
つまり、
「夜でもぐっすり眠れる人」もいれば、
「昼の1杯だけでも夜まで目が冴える人」もいるのです。
眠りの質を下げないためには、
- 自分の「効きやすさ」を観察する
- 体が疲れている日は控える
- 睡眠ログアプリなどで変化をチェックする
といった自己観察の習慣を持つと良いでしょう。
💤 カフェインとうまく付き合う3つの工夫
- 「朝・昼だけ」に限定する
→ 朝の1杯で頭をすっきり、昼過ぎにもう1杯で集中維持。 - 夜はハーブティーに切り替える
→ カモミールやルイボスなど、自然な香りでリラックス。 - カフェインを「やめない」選択をする
→ 完全に断つよりも、「自分に合った時間・量」を知ることが大切。
カフェインをうまく使えば、昼間の活動をサポートしつつ、
夜の眠りを守ることもできます。
📚 参考文献
- Drake, C. L., et al. (2013). Caffeine effects on sleep taken 0, 3, or 6 hours before going to bed. J Clin Sleep Med, 9(11), 1195–1200.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24235903/ - Rogers, P. J., et al. (2010). Genetic and environmental influences on caffeine metabolism and sleep quality. Sleep, 33(10), 1341–1348.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/20394344/
🌙 まとめ
- カフェインは眠気を抑えるが、作用時間が長い
- 摂取は就寝6時間前までが目安
- コーヒー以外にもカフェインは潜んでいる
- 個人差を理解して、うまくコントロールすることが大切
「コーヒーをやめる」のではなく、
自分とカフェインの相性を理解し、“飲む時間をデザインする”という意識が、
眠りと日中のバランスを整える鍵になります。
今日から少しずつ、カフェインとの心地よい距離感を見つけていきましょう。


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